加納に始まる奥平一族の墓地と清光院


加納藩に始まる奥平家一族の墓地は、東京都品川区の高輪の清光院という場所にある。ここではそれを紹介する。

まず加納について。今の加納は岐阜市にある。岐阜市の観光では、岐阜城が有名かもしれない。しかし江戸時代には岐阜城はなかった。代わりにその南、加納にお城があった。加納には加納藩があり、加納城という立派なお城があった。

江戸時代の加納藩の藩祖は、奥平信昌という戦国武将だった。その奥平信昌の長男は、家昌という人で、1601年に、宇都宮藩の初代藩主になった。その家昌を始祖とする、奥平家の墓所がある。今回は、そこを訪ねて来た。場所は、東京都の品川区の清光院というお寺の中にある。

1ヶ月ほど前に、電話でアポを取ってあった。お参りは自由ということだった。その墓域に入っても、最初はよく分からなかった。しかしじっくり見るうちに、配置などもよく分かるようになった。

夕刻には早速、品川区の図書館で資料調査を行なった。そこに、全部の墓標の位置と地図と、それぞれの文字解読結果まで書かれていた。これは別途、今後に紹介したい。

とりあえず、奥平家墓地の場所が分かり、そこへ行ってきたという話。今後、何回かに分けて書くことにすると思う。


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